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リガライゼィット

こないだ、行きつけの美容院に行ったら、美容師のお姉さんから「JUNKさんっていつも何してるんですか?」と聞かれた。
「え?何って?趣味とかですか?」と聞き返したら、「昼間からトロカデロ(一番街にあるフランス料理屋さん)の表に座って、いつもワインとかだらっと飲んでそうですよね」と言われた。
だらっと昼間からワイン飲んでるって。。。なんか切ないよ!
汚れたネグリジェみたいな色あせたムームーを着て店の表に座って・・・、口は半笑いでぼーっと昼間から酒を飲んでる女に見えるのか!?
つまり、それってちょっとあぶない人ってこと?(ヒヤっとした。)
「それって、キチガイっぽいって意味ですか?」と神妙な顔で聞くと、「(ゲラゲラ)そうじゃないけど仕事してる所なんて全然想像できないですよ。きっと滅茶苦茶でしょ。」と言われた。
「失敬な!あたし必殺編集人ですよ!!」そう言い返したけど、まったく信じてない顔で笑っていた。なんでかな・・
(肩書きだって一応「編集責任者」なんだよ?)と言おうと思ったが、なんか嘘っぽい響きなのでやめた。そもそも自分でもあまり自覚ないことだし(苦笑)

その美容師のお姉さんは私以上にサディスティックで腕がとてもいいのだ。雑学もたくさんあるし、性格もスパスパしてハサミもバッサリで頭の回転も速い。
いつも行くたびに、この人はすごいなと尊敬させられる。
だからちょっとショック。そんな怪しく思われてたなんて。まったくわかってないんだから・・。
自分では昼間かなりのキャリアウーマンで夜は女殺し屋スパイになるっていうイメージなんだけどな。
まぁいいや、能ある鷹は爪を隠すっていうし!フフフフ。

私は今、必殺編集人の仕事で例の800ページの本を作っている真っ最中。
来月やっと本が出るので、今殺人的スケジュール。
マックでクォークとかエクセルとかファイルメーカーとかいじくったり、校正したり、10分おきに電話を取りながら朝から夜までずっとパソコンに向きっぱなしで15時間ぐらいカタカタやっていると、機械に半分からだが同化して、機械人間みたいになった気分になる。
「私は真悟」のまりんみたいに「機械語」がわかり始めてくる。
そうなると、赤信号。感情がきっと抑圧されている。
きっとこれ、どこかに爆発させないと頭おかしくなる。早く爆発させなきゃ。壊れちゃう前に。
どこかいい?どこ、どこ? と深夜、高ぶった神経のままぎょろぎょろ何か探しながら、ゾンビのように夜道を歩いてふらふらとレッドルームに戻ると、赤いキノコのランプがお出迎え。
疲れて独り言多くなったけど、まだ大丈夫かな?って思える。
映画1本見ないと落ち着かないので「ナイト・ピープル」をお風呂に入りながら見る。
じわじわとリンチの世界で脳みそを溶かす。
後は何したかわからない。
すでに壊れかかった頭がぶっ飛んでしまって。
昨日はそのまま気がついたらソファで倒れていた。
あと少しで本ができる・・・。それまでのがまん!

だけど、仕事してるかしてないかで、人をまともかどうか判断する基準は間違ってる。
そんな風潮まだ残ってるの?「ニート=怠け者」って偏見と差別だよ。仕事して外でお金稼ぐことはそんなに偉いの?それって生活手段の一つにすぎないわけだし。
そんな腐った社会思想クソ食らえだよ。
こないだ、今月出演する「ノイズと現代アートの夕べ」というイベントの打ち合わせにいったとき、宇治さんと森下さんと70年代のラリーズ時代の話から世代間の意識みたいな話になった。
昭和に轢かれた、いわゆる社会のレールがもう既に壊滅しているっていうのが共通認識であって面白かった。今、平成生まれはうちら以上にシビアに物事を考えてるってルーシーが言っていた。たぶん恐怖感の意識も違ってるんじゃないのかな。



話変わって。
先週の日曜日、屑山さんから発売されたばかりのTRASH-UP Vol.3をもらいました。わーい!
前回の印象とはまた打って変わって「夜想」みたいな格調高いムードを醸し出してる表紙でどきっとする!

TRASH-UP!! Vol.3
trash-up-vol3.jpg
紙質もまた変わって、つるつるしてて触り心地いいの。高級感あるし。
中を開けたらカラーページがめちゃくちゃカッコイイ!!

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取り上げられてるフライヤーもかっこいいのばっかり!レイアウトも凝ってていい。
白がまわりに多いから、アート本や画集をを見てるみたい。贅沢感ある~。


trash-up32.jpg
↑アーシアアルジェント
映画の1シーンを切り取った写真やポスターがどーんと載ってて、それがすごくなんかおしゃれに感じる。海外のファッション雑誌を見てるような感じ。

今回は「ダリオ・アルジェント」と「大韓トラッシュの世界」の2大特集+DVD付き。
ダリオアルジェントの記事だけで内容が物凄く分厚いのにびびった。

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まだアルジェントのインタビューと「サスペリア2」の解説ぐらいしか読んでないけど、すっごく面白いです。知らないことばかり面白可笑しく書いてある!
この解説だけでも20作品ぐらい物凄い量で読み応えたっぷり。
あと衝撃だったのが「四匹の蠅」の脚本の訳が全て書き下ろされてたこと。これは凄いー!
映画も日本語訳されてないし、シナリオ全翻訳って日本初なんじゃ?すごい。。。
完全保存版レベルA+++++++(ebay風)
あ、ロケッツのマネージャーの本根さんもアルジェントファンだからお薦めしてあげなくちゃ!

trash-up35.jpg
こんな初めて見る写真まで!おもしろかっこいい。
ページの随所にアルジェントへの敬愛の念を感じます。

でもこのヘンなポーズ、あれ?どっかで見たことあったと思ったら、
エリックの撮影ん時のケビンじゃん!
嬉しそうにエリックが包丁出してきたのには皆で苦笑いしたけど、これが元ネタだったのか(笑)
kevin-eric.jpg
むりやり包丁ポーズ取らされるケビン


trash-up36.jpg
このナイフのポスター大好き~!

他にも継田さんのへネンロッター作品解説が載ってたり、うぐいす祥子先生の連載漫画とか伊藤さんのマニアックな映画のレビューもあったり、狼男ポール・ナッシー本の座談会は吹き出しちゃった。
とにかくすごいボリュームなので、色んなページをパラパラめくって今、じわじわと読んでるところ。
あ、後半の大韓ホラーのポスターコレクションがすごいの。昔の日本と同じテイストなのがわかって驚き。
コリアン・ホラーって箪笥とかカツラとかアイぐらいしか見てないけど、じっとりした感じが私はちょっとニガテな方・・・。「箪笥」で食卓を囲んでるシーンがあって、何でもないシーンなのに、人間の残酷さが滲み出てて、ストーリーの恐怖感よりも底意地の悪さとか(恐怖とは別の)嫌~な感触を味わう方が印象に残るのって不思議だなと思った。
ストーリーが古典的というか。昔の習わしとか先祖の祟りとか怪談とか、最終的に人間の「業」がテーマになってるやつが多い気がする。
きっと日本人の感覚と根本的に近いじゃないかと思う。きっとそこがワンパターンに思えて拒否反応出る部分なんだけど。。。
でも今回の特集読んだら、また違った見方ができるかも。と思った。
面白そうな映画レビューを見つけたら借りて見てみようっと。
あ、付録のDVDには、アレックスの短編映画も収録されてるらしい!

今回の「TRASH-UP!!」、またしても記事がハイクオリティーだし、ちょっと次元が違うディープな匂いがするな。悪魔的かつプロフェッショナルな専門書っぽい。
人のブログの寄せ集めみたいなノリがゼロなのがいい。

そんなわけで私の一押しトラッシュカルチャー雑誌、TRASH-UP!!3号は6月6日今日発売だそうす。
みなさん、全国の本屋さんやレコード屋さんやアマゾンでゲットしましょうぞ!

■TRASH-UP!!

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