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LIZARD モモヨ論

明日1/30に発売するLIZARDの10枚組CD+DVDボックス『ブック・オブ・チェンジズ~コンプリート・ワークス・オブ・リザード』を今順番に聴いているんだけど、正直言ってやばい。
物凄いショッキングな音の塊・・・・!
それからブックレット。まず、ものすごく分厚いのにびっくり!ストラングラーズのベース・ジャン=ジャック・バーネルとの対談や貴重なデータから、一番驚いたのはボックスの10枚のアルバム全部に対してモモヨさんの詳細な解説や、曲の背景やインスパイアされたエピソードといった内容までもが鮮明に詳しく書かれてあった・・・・・これはとてもスゴイことです。人類が進化していく過程であり退化していく過程であり神話のようでもあり興味深いストーリーがぎゅうぎゅうに詰まってた。
なぜ私がもう手にしているかというと、このレコードサイズのブックレット内に恐れ多くも「モモヨ論」なる文章を書かせてもらったからなのでした。
モモヨさんとの出会いとかダークサイドミラーズに一時加入してくれた時のエピソードを中心に3,000字も書いたので、せっかくだからみんなにも是非読んでもらいたいです。
このレッドダイアリーの一番下にも一部記録しておくので、よかったら読んでね!

モモヨさんとライブで演奏した2年前、あのときは刺激的な出来事の連続だった。
今ふいに思い出したけど、あるモモヨさんと一緒にやったライブで、ライブ後突然やってきた(目が血走った)男からモモヨさんがギターで入ってることに物凄く文句を言われたというか喧嘩を売られたことがあった。あのときはすっごく悔しかったし身の程を知った。ちくしょー!と思った。もぅ次は喧嘩上等でやってやるぞ!と思った。
でもその後、丁寧な謝りのメールが届いて、熱狂的なリザード・アーミーとわかって敬服。知り合いになった。
「ロック」というある一つの狭い世界がある。そこに俗にいうシーンというものがあったりする。そんな中でバンドが繋がっているのなら、そして「連帯意識」や「共存意識」みたいなもんが存在するのなら、なれ合うより、尊敬とライバル意識をもってやっているほうが刺激的でスリルがあって面白い気がする。
いつだって何かにビリビリ感電してたいし、感電させたい。
これからもそうありたいなと思う。

来週の木曜2/5にコンプリートボックスの発売記念パーティギグが行われます。
出演はオリジナルメンバーでのLIZARD。(やっと初めて見れる!)
私達ダークサイドミラーズも出演します。
モモヨさんと一緒にまた同じステージに立たせてもらうことができて、心から嬉しい気持ちです。
熱狂的なリザードアーミーもたくさん来るだろうな!熱い夜になりそうで楽しみです。
DSMは今年1発目のライブなので、気合い入りまくり!ぜひ遊びに来てね!

LIZARD コンプリートBOX発売記念ライブ
"Change2009 革命前夜祭"
ニューキッズ総決起大会

■2009年2月5日(木) 新宿ロフト
18:00 開場 / 19:00 開演
<出演>DARKSIDE MIRRORS、8 1/2、LIZARD
http://www.myspace.com/lizardpremium
lizard-1.jpg


★LIZARD -リザード-
70年代初めより、まだアンダーグラウンドであったロックシーンにおいて、“紅蜥蜴(べにとかげ)”として活動。同年代後半には名前をリザードと改め、世界的なパンク・ニューウェーブムーブメントとシンクロする形で『東京ロッカーズ』ムーブメントによって時代の表層に浮上。英国の著名バンド“ストラングラーズ” に見いだされ、その助力を得て、ロンドンにおいてメジャーデビューアルバムを制作した。さらに「リザード・アーミー」と呼ばれるサポーター組織を従えて数多くのギグを展開。ヘビーかつ時に無機質にすら感ぜられるリズムセクション、自己を没入した強心剤のようなボーカル、鮮明なヴィジョンをともなった歌詞… それらが互いに絡み合い化学変化を起こし、観る者、聴く者を深く激しい世界へと誘い込む。また、シンセサイザー、ヴォコーダーなど電子機器を積極的にサウンドに取り入れたことによりサイバーパンクの始祖として知られている。
*ストラングラーズ…(The Stranglers)’70年代のイギリス音楽シーンでバンド。パンク一辺倒の時代に、一線を画したパフォーマンスで注目されたニューウェーブの元祖的存在。

_________________________


momoyowithjunk.jpg
モモヨさんと新宿ロフトの楽屋にて(2009/2/5)

~FOR LIZARD COMPLETE BOX~

「モモヨ論」

 私はこれまでに2回のモモヨ・ショックを体験している。
一度目は私が初めてモモヨさんに出会った、一枚のCDだった。
2002年12月に発売された『LIVE AT S-KEN STUDIO’78 and more!』というタイトルのCDだった。 初めて聞いたとき、体に衝撃が走った。
 トカゲの舌でなめまわされてるような衝撃に背筋が凍る。
あの、ザラついた音質と尖った声が神経を刺激する。
ピュアなメッセージと毒が同時にやってくる。
これは、私と同じ日本人のやっている音楽だろうか・・・?と思った。

 私は子供の頃から60年代のロックや70年代のサイケデリックバンドなど洋楽ばかり好んで聞いていただけに、いつも反応するのは、60年代のビートバンドやサイケデリックで実験的な音だった。本物しか興味がなかった。リザードの曲は言葉がまず耳に入ってきた。当時の私は何を触発されたのか、あまりの興奮に思わず感想を書き連ねて山浦氏(発売元)に送った。
 山浦氏は私の興奮っぷりに驚きつつも嬉しく思ったそうで、その感想文をモモヨさんにメールで届けてくれたというのを後で知ったときは、まさかのまさかで顔から火が出そうになった。
 モモヨさんは自分の音楽が時を越えて、とある若者の1人に伝わったことをとても喜んでいたとY氏からしばらく経ったあとで聞き、気持ちが伝わったことが嬉しくて胸が熱くなった。いつかモモヨさんに会えたらいいなと思った。 これが私とモモヨさんの出会いだった。私はDARKSIDE MIRRORSというバンドを結成し、今まで6年活動を続けているのだけど、バンドを初めてちょうど1年目ぐらいの出来事だった。

それまで私は素性を隠した怪しいサイケデリック・パンクバンドがやりたいのに、いつもバンドに付きまとうのは、誰々の娘とか2世だのとばかりで、音を見られず聞かれないことや、活動する場も限られた場所しかなく、音楽をやっていく仲間も見つからなければ、外からの刺激も快感も感じないところで苦悩していた。だんだん、このまま誰にも音楽を聴かれることがないまま終わるのじゃあ・・・という絶望を感じながらバンドをやっていた。
耳にするのは「演奏がうまくなった。」「ヘタだ。」といった技術的かつ親戚の叔父さんのような漠然とした感想か、斜め目線からの目でしか見られない、その期待感も感じればプレッシャーになり理想と現実の間でもがくばかりで、「こんなんじゃ全然怪しいカルトバンドなんてやれるわけがない!」と幻滅していた。最初からやり直して解決する問題でもない。運命なのだからしょうがない、という半分諦めたような気持ちしかなかった。だから、その怒りを全て音楽にぶつけるしかなかった。
そんな時、モモヨさんの78年のライブアルバムを聴いたのだった!
衝撃だった。痙攣するような声、流れるようなそこに確かに生きている言葉があって、頭にはりついて離れないのだ。ぐわんぐわんし、私は思わずワインをカーペットにぶちまけてしまった。大惨事である。そしてこれが私の第一次モモヨ・インパクトである。


そして、東京ロッカーズのDVDが発売する記念イベントで初めてモモヨさんにお会いした。
私は、あの『傷口に障る音楽』をやっていた人が目の前にいると思うと興奮と緊張で何もしゃべることができず、自分から話しかけたものの2,3言葉を交わすだけで精一杯だったのを覚えている。
あるとき、モモヨさんから突然私達のバンドのプロモヴィデオのイメージが送られてきたことがあった。
なんとタイトルもついていて、歌詞や曲のイメージがストーリーのように書かれていたのだ!モモヨさんがなぜ私達に興味をもってくれてるかわからず驚いたけど、何より、そのイメージは私達の表現したい世界と物凄く密接した世界だった。
バンドの世界観に初めて共感してくれた最初の一人がモモヨさんだった。
その時、どんなに勇気づけられたかわからない。
そして、その1年後、レコーディングして作った自主制作の1stアルバムをモモヨさんに送ったら、CDの感想が直々にEメールで届いた。

『世間ではイジメられた少年少女の自死事件が取り沙汰される昨今、このアルバムは、そんな少年少女に向けられた最上級のカンフル剤。
頭にビートを叩き込み、とにかく「とびおりま~す」で行こう。
そして、ビートの王国にランディングした自分に驚こう。
歓喜の叫びをあげよう。世間はそれをEVILと呼ぶかもしれない。
でもね、気にしちゃいけない。EVIL上等! とにかく闘いのダンスに加わろう。 話は、それからだ。』


そう書かれてあって、私達は嬉しくて飛び上がって喜んだ。

そんな中、私達にとって運命的な展開が訪れる。
去年の終わりにギターが脱退したとき、なんと、真っ先に連絡をくれたのはモモヨさんだった。 「ここにギターリスト1人あまってるよ」 
・・・耳を疑う衝撃的な言葉である!! これだけのキャリアと経験がある人が無名のバンドにサポートとして入ることを気安く承諾してくれるなんて普通はそう簡単にいえるものではない。
普通なら恐れおののいてモモヨさんにギターを頼むなんて、と思う所だが、なんだか運命的な気がしてしまって、あの初めてのリハの日、トレンチコートに身を包み新宿駅にやってきたモモヨさんを見た瞬間、それは現実となった。

あの3ヶ月間は私達にとって忘れようがない、素晴らしい時間だった。
限界を超えるには、ある種の狂気が必要だと思っているけれど、モモヨさんの持つ狂気は美しく異端だ。目の醒めるような鮮やかな情熱とロマンチックな狂気。こんなに鋭いナイフを隠し持っているのに穏やかなバイブレーションを放つ人に出会ったのは初めてだった。
ボーカルのLUCYと泉鏡花や芥川龍之介の文学の話で盛り上がってるときには、一緒に秘密結社を作ろうという話になったり、お茶目で魅力的な部分でも私達はモモヨさんに夢中になった。

今、世の中は物凄い情報操作とイージーでコンビニエントな価値だけを追求する商業主義な風潮で成り立っている。人は見てはいけないものやよくないことを覆い隠そうとしたりタブーとしたりするけれど、闇に包まれた中には信念や本当の真実がある。
モモヨさんは、常に真実を捉え鋭い視点で現実を突き刺す言葉しか発しない。
それは彼の音楽だけじゃなく、たとえそれが教育問題でも社会問題であっても日常生活であっても、常に考えと行動が一貫しているところが本当に凄いと思う。
音楽を芸術として真っ向から捉えたインテリなパンクスを2人あげるとすれば、モモヨさんとトム・ヴァーラインを最初に連想してしまう。 モモヨさんは決して傍観者として佇んでいるのではなく、いつだって当事者として自分を意識している。そんな物凄く熱いエネルギーを心の奥深くに持った人だ。そんな生き方に心から尊敬している。
モモヨさんのような人が日本の音楽シーンに存在してくれることは本当に心強いと思う。

そしてモモヨさんの全集が発売されることは一大事件である!
私がかつてモモヨ・ショックを体感したように、もしかしてこの全集を手にとってモモヨさんの音楽に初めて触れる人もいるのかもしれないと思うとドキドキしてしまう。
私にとっては3度目のモモヨ・ショックになるだろう。感覚を鋭く研ぎ澄まし、また覚醒するチャンスだと思うと興奮で胸が躍る。
 モモヨさんは一人の芸術家であり、そして革命家だと私は確信している。
その鋭い視点は十年経とうが30年経っても、全くブレる事を知らないのだ。
モモヨさんが何か言葉を発する度に私の心は地雷を踏んだような衝撃を受ける。
幻想的な世界でストレートに突き刺さる牙と現実の中で意識だけがそっと覚醒して目覚めてゆく音楽。 モモヨさんの言葉を思い出す度に、深く優しい爪痕を心に残されるような気がする。
 そんな印象は、まさにモモヨさんの歌詞そのままで、リザードの混沌パンクそのものではないかという気がする。

JUNK THE RiPPER / DARKSIDE MIRRORS


コメント

へぇ~(¨;)

恥ずかしながら、LIZARDは未履修課目なんですけど、この記事を読んでたらとても興味が涌いて来ました!!なのに、仕事で5日のLIVEに行かれない事がとても歯痒くて燻る思いです。amazonで注文してみようと思います。
DARKSIDE MIRRORSの新音源も、amazonで手に入れたく思います。それとも…未だ半分の確率で確定ではないけど…再来月7日のLIVE会場にて新音源は販売されるのでしょうか??モモヨさんが加入されてた頃のDARKSIDE MIRRORSのSoundを聴いてみたかったです!!

連投スミマセン(_ _)

言葉足らずの補充

未だ半分の確率とは、行ける確率の事です。失礼しました(_ _)

そうなのです。

徳利さん、わーぜんぶ読んでくれてありがとう!長い文章ですいません(笑)
恥も丸出しで赤裸々に書いたから、本当はすごく今恥ずかしいけれど、なんか昔は抑圧感と閉塞感が極まってたからすごく卑屈だったみたい。CDを発売してから色々周りの状況が変わって、今に至るのです。今はそこまで歪んでないかも(笑)・・となんか言い訳しちゃった。

5日のライブ残念だよ!LIZARD、徳利さんに絶対見せたかったです。8 1/2も出るし!
私も世代が違うから全然詳しくないのだけど、当時の東京ロッカーズ、映像で見る限りじゃあ結構異端児の集まりで、殺伐としてて尖ってて相当魅力的だわよ。今ああいうビリビリした雰囲気を持つバンドとかシーンってないし。NYパンクのムーブメントとすごく近い匂いを感じます。LIZARDの全集、徳利さんがどういう間口で入って捉えるのか私も知りたいな。ちなみに私は例えるならテレビジョン、をもっとアッパーで暴力的にした感じっていうかドラッギーなカオス部に惹かれました。
今から下北のユニオンでモモヨさんのインストアライブがあるのでミラーズみんなで行ってきます♪
新しい音源(ep)はちょっとまだ遅れてるけど、発売する予定です!どうもありがとう!

LIZARDのコンプリートボックスが出るって知らんやったよ!
まだクソガキだった頃、東京に住んでた先輩が帰ってきた時に、
東京ロッカーズのレコードをお土産にくれて、そのうちの1枚に
LIZARDがあって、ターンテーブルから、退廃的な音と
ヒリヒリするような声が聞こえてきたことを今も覚えとうよ!
確かにあれは衝撃的やったよ!

Kingsさん、おお!
そんな出会いがクソガキの時代にあったと~(笑)
それはさぞ衝撃的やったろうね。
木曜日は初めて一緒にライブするので今もう猛練習チュー!
今日もぐったり。Kingsさんも近かったら絶対誘ったのにな~!

始めまして。
先日のLIVEは、MIRRORSのサイトで知って予約したのですが、現場に行ってみたらLIZARDとあって、面くらいました。
思春期に観てもおかしくない世代の自分ですが、初めてだったんですよ、LIZARDのLIVE。

初期のアルバムを聴いてはいたのですが、ARMYが怖くてLIVEには行かなかったんですね。

そんな自分が、DARKSIDE MIRRORS繋がりでLIZARDのLIVEを観てしまうのだから人生分かりません。長生きはしてみるもんですよね。

LIVEの通例なのか知りませんが、全員が揃う前に、キーボードとギターの二人でLIZARDとは違うものをやられてましたね。これは個人的にとても嬉しかった。

元々プログレ好きなことは知っていたので、あの傾向の音楽も昔から聴いてるだとうと予想してはいたのですが、ああいう形で客の前で提出されるとは想像してませんでした。

同じ事をやり続けることは大切なことだと思います。
でもそれは全力でやるとして、自分がその時点で生きていることの証として現在系の自分を見せる。
たとえそれがいわゆるロックという形式に沿ってなくても良いでしょう。という姿勢がロックという「事」だとモモヨさんは態度で示していました。

でも、実は最初からそう言ってる人なんですよね。世間がどう思ってたか知らないけど。

自分はモモヨさんが、ロック、あるいはもっと広い「何か」に対して態度を変えていないことが確認出来てとても嬉しかったんです。

そして、その「何か」に反応していくDARKSIDE MIRRORSというバンドに感動しました。今後の活動、楽しみにしております。

Re: タイトルなし

先日のライブに来てくれてどうもありがとう!
黒ラブ飼ってるんですか?
黒ラブとお散歩できて羨ましいです。きっと頭がよくてカワイイんだろうな。
うちも前に飼っていました。数年前に死んじゃったけど。

コメント、とても励みになりました。これからも頑張っていくので、また是非ライブ来て下さいね!

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