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Frequent Mutilation

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夜、ベッドの中で「悪魔とダニエルジョンストン」の映画を見る。
子供のような声もギターもピアノもどこまでもピュアでイノセントの塊だった。
彼の葛藤、狂気、孤独、繊細に歌う言葉、描く絵、すべてが紛れもなく孤高のアウトサイダーだと思う。
何度も精神病院に入れられてしまうけれど・・・家族と友人にも胸が打たれた。
あれが無償の愛っていうものかもしれない。
人間は1人じゃ生きていけないんだよね。
涙が何回も出そうになった。
ボブディランのライブで観衆からブーイングされて「裏切り者ー!」とか叫ばれてるシーンも脳裏に浮かんだ。ここは強烈なシーンで思い出すたびにはっとするんだけど、やっぱり心臓がドクドクした。
なんといってもボブディランが「 I don't believe you. You are lier!」と言い返す所!!もう私まで拳振り上げたくなるけど、同時に泣きたくなる・・!
ぐちゃぐちゃのレコード棚を漁ると10年前にロンドンのレコ屋で買ってきたボロッボロの中古盤「ライブ1966」が出てきて、ほっとする。
じーんとしながら、最も凶暴で緊張感あるライクアローリングストーンを聞く。映像では、そのあと「サンキュー」って吐き捨てて演奏終わってすぐそのままステージを去るんだけど、場内がずっとシーーーーーーン!!
驚くほど、しーーーーーーんとしているのだ。
ここまで胸がズキズキする凄い、「しーん」は他に例えようがない!かっこいいボブディラン、やってくれた!
他人から文句つけられようが何しようが、クソミソ言われて傷つこうが、疲れて自分に自信がなくなろうとも、信念を曲げちゃいけないんだ・・そうだ!そうだ、と勇気がわいてくる。


映画を撮った監督もすごいなと思わせられた。
Daniel Johnstonの個展が日本で開催されたら、絶対に行きたいなと思う。
彼の描く目玉が好き。


ここんところ、とある作業に没頭しながら、SLITSのアルバムばかりエンドレスで聞いていたら、CutのFmなんてソラで歌えるぐらいになっていた。
SLITSは私が説明するまでもないけれど。
なんて気持ちいいライオットガールのカオティックパンクなんだろうと思う。

ロンドンのパティ・スミスのライヴを見たVoのアリ・アップとDrのパルモリヴとで結成されたバンドだと何かで読んだことがある。
原始人ジャケに向かって拳を振り上げたこともある。(特に意味はない)

それぐらい好きなバンド。
でも後期のアルバムは正直あんまり惹かれないみたい。ぐちゃっとダブと融合していく前あたり・・初期の荒々しいパンクなサウンド、強いて言えば、パルモリヴのドラムが好きなんだと久しぶりに聞いて気づく。
Peel sessionのライブ音源とか聞いてると、こっちまで壁を破壊したくなるぐらい強烈な衝動感と悲鳴(Shoplifting)でめちゃくちゃカッコイイのだ!


slits.jpg

この間、現実逃避していたとき知ったThe Flowers of Romanceというバンドがある。
シドビシャスとslitsのドラマー、パルモリヴとクラッシュの最初のギターだったキース・レヴィンがやっていたバンド。レコーディングもライブもやってないバンドらしく探しているけど、音源はどこにもない。
P.I.Lのアルバムのタイトルにもなってるぐらいだから、相当スゴそう・・・どんだけストレートでアバンギャルドな音なんだろうと想像している。
こんな時代だから、ロバートクワインみたいな人がこっそり録音してたカセットテープとか引っ張り出してきたりしないかと思って待っているんだけど~。
全然音沙汰なし…。slitsの新譜がこないだ出たらしいけど(Os Mutantesの何十年ぶりかに出たアルバムをこないだ買って聞いたら、ちょっと戸惑ったせいか)まだ手にしていない。
こないだも買いに行ったのに、こっそりCD化されていたMO-DETTES "The Story So Far" の方がピンときたのでそっちを買ってしまった。
でも気になるから、たぶん週末ぐらいに買っちゃうと思う。

Modettes.jpg
Mo-Dettes / The Story So Far
初期SLITS のギタリストだったケイトがやっていたポストパンクバンド。



↑Paint it Blackもやってる。
へにゃへなタムと怪しいでコーラスがなんかたまんなく好きだ~。


ここ最近は、友人の絵本作家のエコちゃんとTRASH-UPのパーティに遊びに行ったり、久々に会うトラマン軍団と酔っぱらってはしゃいだり、ロフトで開催中のDRIVE TO 2010に何度か足を運んだり、そんな楽しい日々だけれど、数日前にちょっと残念なことが。

今週末のハロウィンパーティの出演が事情によりキャンセルせざるをえない状況になってしまいました。
横田基地に潜入することをこの二ヶ月ずっと楽しみにしていたから、個人的にはとても残念です。
弱ったところに風邪・・・2日も寝込んでしまった。あーあ。
Yokota Enlisted Club show has been canceled. Sorry!

でも不幸中の幸いか、ちょうど来日中のマミーズ(!)に会いに行けるはず!
この間のA-bones来日のロフトで急遽ドラムを叩かせてもらったTHEEE BATも出るし!
ライブが重なっていたから諦めていたのに、とんだ棚ぼた!
そうなる運命だったのかもしれない。
京都の太郎とドイツから再びやってくるアレックス達とハロウィンは夜通し飲み明かしたい~!

楽観なのか諦めなのか、もう自分でもよくわからない。
行く年、来る年。こんにちは、そしてさようなら。
悲しい気分と嬉しい気分でこのままじゃ壊れちゃいそう。
気晴らしに上野のチベット展に行くことにする。
ペルデンラモに会ってみたい。


MUMMIESで踊り狂うぞ~!
何を隠そうMUMMIESがやっているSHE LIEDという曲は、DARKSIDE MIRRORS の1ST"STAY EVIL!!"でカバーしている。

本家 The Rockin' Ramrodsバージョンをまだ聞いたことのない人はこちらからどうぞ↓
緑のボタンをクリック!
The Rockin'; Ramrods - She Lied
Found at bee mp3 search engine

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下北の沖縄料理屋にて

数日前、貸してたCDを返してもらうがてら、ベースのムロちゃんと下北の沖縄料理屋さんへ。

この夏はずっと裸に近い格好しか見たことなかったけれど、すっかり秋の装いになってるムロちゃんはちょっと新鮮だった。
そしてめでたいことに骨折してた鎖骨のギブスがやっと数日前に取れたばっかりだった。
ひと夏中あんなに重たくてブ厚いものをよく我慢して肩にはめてたよねと、ささやかながら乾杯してお祝い~♪
ムロちゃんはミラーズに入って1カ月足らずで骨折してしまってライブは全く支障なくこなしてくれてたけど(医者からお酒を禁じられてしまったから)、こうしてゆっくりお酒を飲める機会は本当に久しぶり。

沖縄料理、チャンプルと海ぶどうぐらいしか知らない私だけど、さすがはムロちゃん。
次から次に美味しい料理を注文してくれる。
名前は忘れたけど、もちもちした豆腐!食感が最高~。もずくの天ぷら初めて食べたー!どれもこれもめちゃくちゃ美味しかった。
しかも食材について、語り出したら止まらないし・・・!
そういえば上野のカフェバーで、いつだったか「ラー油」について熱く語ってくれたこともあったっけ(笑)


なんとなく引かれるかも・・・?!とここのところ自重していたんだけど、最近おきた不思議な出来事や先日の伊勢参りの話とかそれにまつわる神秘体験の話、ムロちゃんは興味深そうに話をずっと聞いてくれるので調子に乗ってしゃべりまくってしまった!
そしてムロちゃんも最近、出雲大社が気になってるらしいことが判明(嬉~!)
最近、わたしは仲間と出雲大社バスツアーを計画中だったりするので、おお~それは!と神社のすばらしさについてやパワースポットについて、木について語って熱くなったり、リズム隊の作戦会議なども。それからムロちゃんからこれまで過ごしてきた人生の1ページから子供の頃の思い出話までディープな話をたくさんきかせてもらった。
エピソード1つ1つが壮絶で波瀾万丈で、感銘を受けて涙が出てしまう。
そうこうしながら2人して相当酔いどれに~。


ムロちゃんとは、今年の九州ツアーで若松に帰った時、一緒に海に行ったのが楽しい思い出です。

★若松の海にて↓
umi4.jpg← →wakamatsu-umi.jpg

海では最高の笑顔で子供のようにはしゃいで海へ飛び込んでったムロちゃん。
(ちゃっかり海だけはギブスを外してた!)
一方、私はというと・・・日焼け対策バッチリで、ずっと浜辺でお昼寝...。
水はどうも冷たくて苦手だ~(笑)

と、muroちゃんは海好きのアウトドア派に対して、私は思いっきりインドア派。
一見、全く正反対の趣向に見える私達。しかし私達の共通点は、ふだん電車に全く乗らないところ。
何を隠そうチャリ族である。

じゃーん!
チャリ★ショット
murocyan-junk-0910.jpg

私はカスタマイズしたマイ・ママチャリで下北から新宿・渋谷ぐらいまでチャリを使うけど(そこから先は車になりますが・・)、ムロちゃんは2台の超ハイクオリティなチャリを乗りこなしてて、都内どこでも全~部チャリでゆく。移動距離はハンパじゃない!


わかっちゃいたけど、お互いしゃべりたがり屋な方だから話の途切れ目が全くないのだった。
後半、ろれつが回ってないのは薄々気づいてたけど、帰る頃は舌までぐったり(笑)
楽しいひとときはあっという間でした。

どうも、いつもの3倍お酒を飲んでしまっていたようで、帰りはフラフラ~♪
ぐらんぐらんの運転でスーダラ節を口ずさみながら帰った。

Evil Come Evil Go!

先週は誕生日が来たり、(たくさんのお祝いメッセージ、本当にどうもありがとう!)
そしてすぐシーナ&ロケッツのツアーに同行して、岐阜の山奥(馬籠宿)で行われたENA ROCK FESに遊びに行ってきました。
私は前日の新宿ドクター「革ジャンナイト」から岐阜までS&Rの追っかけ!
翌日の早朝、ツアーバスでみんなで出発!

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S&Rはハードスケジュールの中、最高のライブだった!
スピーカーが何度も飛んだり、電気が落ちたり(?)してハプニングも全部楽しかった。

岐阜のENA ROCKは手作りのフェス感覚満載で、本当に暖かい素敵なロックフェスだった。(しかしながら、激さむ~!!山の夜は鼻水が止まらなかった)
ヒッピーがたくさんアクセサリーや古着を売っているフリーマーケットが出ていたり(リッチーラモーン・バージョンのレアなラモTを激安でゲット!)、出店のラーメンやクレープや豚汁も最高に美味しかった~!

そして泊まった馬籠宿の旅館、開催された会場の近くの宿「白木屋」がもう最高!
翌朝、早起きして、宿の目の前の坂を登ってびっくり!前日は夜だったから真っ暗でわからなかったけど、昔の日本がそのまま残っている町並みに感激。

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わー!水戸黄門の世界だ~~!と思わず叫んでしまったぐらい(笑)。

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まるで江戸時代にタイムスリップしたようなところだった!

馬籠宿は江戸時代の面影を色濃く残している宿場や水車小屋がたくさん立ち並んでいる。

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ロケッツクルーみんなで山の中探検~!昔の旅人気分♪

こないだ伊勢を旅していた時も俳句の偉人「松尾芭蕉」の名にたくさん出会ったけれど、この中山道にも松尾芭蕉がここを通ったという看板が至る所にあって、一体、松尾芭蕉って何者だよ?と思った。きっと元祖・旅人なんだろう。でも車もない大昔に恐るべきスピードで日本全国を駆け抜けてった形跡が残っている不思議よ。
本当は伊賀の忍者だったという説が有力らしいけど、納得!
ぜったい彼は忍者に違いない。

野外のロックフェスは気持ちよくてサイコーだったな!
打ち上げで主催の方が言うには、この10年間ずっとこの手作り感にこだわっていて、アンチ商業主義で自由に楽しむっていう今のやり方をこれからも変えるつもりはないのだそうだ。
う~ん、かっこいい。
ほんとうに音楽好きな人達が集まって好きでやっているのが伝わるロックフェスだった。
桑ちゃんカップルにリンちゃん&ぶんた君、斉藤さんや辻坂さん達にも再会できて楽しかった。

帰りはヒロトから教えてもらった栗きんとん屋さんにみんなで寄って、名産の「栗きんとん」を立ち食い~!
栗きんとん、めちゃくちゃ美味しかった!

渋滞の中、東京へ。

旅から帰ったら、メールが20数通も来ていて、びっくり。
何事か?と思ったら・・・!
あ~、そういうことだったのね。
ルーシーの日記読んで、しょんぼりした。
悲しませてしまって、ごめんなさい。

私はバンドの未来をわざわざ告知するのは好きじゃなくって・・。
というか、性に合わないみたい。
たとえ解散とかする場合でも、テメーで好きで始めたんだから勝手にさらっと終われや~、と思ってしまう質。しみったれるのが嫌でクールにいきたかったんだけど。
色々とよけいな心配をかけてしまって、すみません。



★★

今だから言うと、私は自分の作ったバンドで海外に進出したい、という野望がありました。
どうしても外国でライブがやりたかった!
ロシアやアムスやパリやロンドンに乗り込んだ時も、やっぱり次はバンドでまた来たいと思った。東京の音楽シーンは狭いし閉鎖的なところがあるから、長年活動していると場所も出演するイベントもメンツも知り合いが多くなってくるし、そうなると自分の中で飽和状態になってきて、バンドのことを誰も知らないところで言葉も通じないような国でライブがやってみたいと思ったり、新しい刺激が欲しくなった。
願えば思った方向に行くと思っていたら、やっぱり運良くCDが海外メディアに取り上げられたり、NYのファッション雑誌NYLONに特集されたり。またそこから海外の色んな音楽メディアが興味を持ってくれて、外国からインタビューや取材を受けたり、そしたらライブの誘いが海外からもだんだんと来るようになった!
でも悲しいことに、バンドメンバーに一人海外嫌いがいたり金銭的な問題があったりで、全て断らなければいけなかった状況がありました。
この2年間で、アメリカ・イギリス・フランス・ポルトガル・ドイツ・イタリア・・・本当に「えー!まさか!」っていう場所からマイスペース越しにライブ招致のお誘いがあって、窓口の私はその度に「やったー!すごい」とパソコンの前で飛び上がって喜ぶけれど、その後は撃沈。やっぱり今回もダメかぁ・・の連続。がっくし。
だんだんとメンバーにライブのオファーの報告をするのも辛くなってきて、ひっそりと、sorry,we can't GO THANKS,STAY EVIL! などと(ほんとはもっと長文)虚しく返事を書いて送っていたのもちょっぴりつらかった。ライブのオファーがくるたび、1件1件ノートにつけながら、どんどん増えてきて、こないだ正の字を数えたらトータル19件もあって、すごく嬉しかったけど、だんだんと私はモチベーションが落ちていったように思う。

一度、ギリシャのあるイベントに「SPECIAL GUEST:DARKSIDE MIRRORS」と告知されているけど?と外人の友達からメールがきて、「えっ!?」とウェブサイトを見たら本当にそう書いてあって、どういうことかと思ったら、私達のPV2作品が会場でただ流れる、というオチだったことがあった。それってゲストって言っちゃっていいの?!?って面白かったけれど(笑)、やっぱり海外でライブしてみたいなと思う気持ちはずっとあって。。。。



今度のライブ、10/31ハロウィンパーティの出演依頼はこれまたマイスペースを通じて横田基地のある外人から来た。会場は基地の中で、お客さんは全員アーミーだそうだー!ひぇ~!
横田基地にまさかバンドで潜入できるなんて、スパイの課外活動みたいで嬉しかったけれど、やっぱり最初はメンバー内でNGが。・・・でも海外にバンドで行けないなら、せめて疑似体験でいいから日本の外国(治外法権)でライブやらせて、お願い!どうしても!という私の強いわがままで叶ったものです。

こういうのって価値観とか考え方とかの違いだからしょうがないことだし、軍隊に対する思いや平和に対する考え方も人それぞれだと思うし、反対する気持ちもすごく理解できる。
ただ・・・私のお父さんは九州で駐在していたアメリカの軍人と大和撫子との間に生まれた子供である。私は父のことを尊敬しているし、生まれも生き方もカッコイイと思っている。私も1/4ほど外国の血が入っていることが嬉しい。だから、アメリカ軍に対して何の拒絶感もなく、むしろ、会ったこともない「おじいちゃん像」を勝手に想像して、すごく愛おしいような気持ちなんかもあったりする。
そういうのって変かもしれないけど、変でいい。
今度のライブは色々と複雑な気持ちはあるけれど、でもすごく楽しみだったりする!
早く横田基地にミサイルぶち込みたい。アーミーども覚悟しときな!


もらった写真、すっかり忘れてた~!
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9/6LIVE@アースダムにて。

【“Evil Come Evil Go!”の続きを読む】

伊勢神宮でぶっ飛んだ!

伊勢路にて。

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夜明けの海辺。

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内宮に入ってまず目を奪われた怪しい式殿。
太陽のような金と銀のオブジェ。形がかっこいい。
写真で全貌図を見たら、カバーがかかってる下の部分は色がもうスゴかった。
この台はお祭りの時に伊勢神宮のステージとなる。見たい~!

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銀の斧を持った神様が沼の中から出てきそうな沼。


「伊勢神宮」は行くまで知らなかったけれど、1つの神社を指すのではなく、別宮とよばれる120いくつの神社たちと、アマテラス大御神を祀った内宮と、とようけの大御神を祀った外宮から成り立っている。
伊勢神宮にお参りしたよ、といったら、主に正宮(内宮と外宮の2つ)に行ったことをいう。
そして、伊勢の一番の神霊スポットの中心の中心が太陽の神様(天照大御神)で、その太陽神を祀ってあるのは「内宮」で、800万の神々全部をまとめる神霊域なのだそうだ。

正宮といわれる「外宮」と「内宮」は行く順番も決まっていて、外宮→内宮が習わしなのだそうだ。(いわゆる観光参拝といわれるもの)
しかーし、別に神社に観光しにきたわけではないのだから習わしは習わしで置いておいて、やっぱりどうしても1番最初に「内宮」に行きたかった。

なぜなら、行く前に読んだ「日本霊界風土記ー伊勢ー」によると、
「内宮が広い伊勢の神霊域の中心の中心で、一番尊いところ」と書いてあったからだ。
そして、ただ内宮に行けばいいというわけでもないらしい。
内宮に行って、「神様なんているわけないじゃん!」なんて思いながら、パンパンして帰るのはまったく意味がないとも書いてあった。
内宮の中にある、とある場所にエネルギーが凝結している超パワースポットがあるという。
それが『御垣内』と呼ばれるところで、そこに足を踏み入れなくては詣った意味がないという。
しかし普通の参拝客は、その御垣内という場所には入ることができないらしい。
なんという・・!みんな普通はその御垣内の外側でパンパンしてお賽銭するらしい。
お参りする正面には白い布が下がっていて中の天照大御神が祀ってある社は(神聖だからと)外から見えないようにしているという!もったいぶっているのだ。
でも、たまにその白い布がひらりと風でなびいて中が見えるらしい。
もし一瞬でも中が見えたら御利益があるぞ~。・・それはちょっとむなしいと思った。
それってパトラッシュが教会で息絶える時のあれではないか。
わざわざ行ってそれじゃあ泣けてくる。
せっかく行くなら、中に入りたいと思った。

ちなみに私が行った日は、連休ということもあり、アマテラスの神が祀った宮へと続く40段あまりの階段にはびっちりと500人は詰まっていた。どこのライブハウスかと思うぐらいぎっちり!願い事も人それぞれだから、順番に一番上まで登って、白い布の前にたどり着くまでには想定2時間はかかりそうだった。

そして私はなんとか御垣内に入ることができたのである!
あんまり知られていないけれど、実は中に入る方法があるのです。
(行く前に2日がかりで調べあげた)

☆☆☆
伊勢神宮には、「式年遷宮」という素晴らしい伝統文化がある。
これは、20年に一度、殿から神宝まで新しく造りかえ、御神体を新宮に移すことをいって、
びっくりしたことに、木の素材から何から全く同じものを寸部の狂いもなしに新調し、その立て替え(お社の引っ越し)を1300年にわたって行っている。1300年も続いてるなんて凄い!
これは、神宮にとって永遠性を実現する大いなる営みだそう。

そして、この儀式(お祭り)に年中、寄付を募っている。
その寄付をすれば、特別参拝といって、中に入れてくれるのだ!
ただし、1こだけ条件があって、中に入るには「正装」でなくてはいけない。
ひゃっほう!(楽勝じゃないか!)と前日にアイロンをかけた黒いシャツを着て内宮に向かった。


naigu-ise.jpg
神楽殿の前、正装にて。

内宮に着いたら、まだ午前中なのに異常な熱気だった。物凄い人の波!

寄付(1,000円から受付)をすませ、人波をかき分けて、特別参拝をしに中へ進んだ。
階段の横にある社の神主さんの所に行き、特別参拝の証明書を見せると、いきなりダメだしが!
「ジャケットはないのですか?」と苦い顔で聞かれ、たじたじになった。
「ないです・・」というと、「正装でしか中へは入れません。」と厳しい顔で言われて、ガーン!

まさか思いもよらず伊勢神宮のドレスコードに引っかかるとは・・・!

遠くから来たんです。。。と頭を下げて、「本来はお断りしますが、特別に特別参拝を許可いたします」と言ってくれて、なんとか中に入れたのだった。
今まで襟がついた黒シャツを着れば正装だと思ってた。違うんだなぁ・・。
あぁ、東京に帰ったら、スーツを買わなくちゃいけないな・・(苦笑)と思いながら参拝の入り口に入れてもらうと、これまた凄い厳粛な顔をした神主さんが目の前に!
これから参拝のための儀式をするという。
だんだんとドキドキしてきた。
そこに荷物を置きなさいといわれ、言われた通りにする。
気持ちを落ち着かせようとペットボトルの水をくいっと飲むと背後から物凄い声が!
「飲食してはいけませぬッー!」とすごい勢いで叫ばれて(怒られて)しまい、体がびくっとなった。聖域では飲食はNGなのだそうだ!

頭を下げなさいと言われ、低頭すると、清めの塩をパッパッと振られた。
その瞬間、なにか魔法にかかったみたいな今まで感じたことのない不思議な気持ちになった。何やら唱える神主さん。頭を上げると、いきなりピョンと飛び跳ねて背中をむけた。これには、つばを飲んだ!その飛び跳ね方がただ者ではない。
あぁ、この人は何者だ?・・普通の人はあんな風に飛び上がったりしない・・それだけでもうゾクゾクした。
さっき水を飲んだこともすごくいけないことをしてしまった気持ちにさせられて厳粛ムードの中ゆっくりと神主さんの後を歩いて、中へ進む。
木の扉があって、中に入ると、真っ白な砂利と広大な敷地が目の前にドーン!
思わず息を飲んだ。
さっきまでと石の色も大きさも違っている。(とても歩きにくい)
ゆっくりと進む。今、あの白い布の向こう側にいるんだと思うとドキドキした。
遠くに塀があって塀の向こうには物凄い人の波がこちらに向かって拝んでいるのが見えた。
中は私と神主さんしかいない!すごいところにいる・・・!

そこから先は頭が真っ白になって、何も覚えていない。
鳥居に向かってパンパンと拝んだだけで精一杯だったような。
本当に不思議なトリップをした気分だった。

出てきた後、足がふらふらだった。


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内宮を出たらすぐ脇にある「おかげ横町」。ここは気が狂っていた!
ちょうど「招き猫祭り」をやっていて、これまたすごい人の波!
赤い招き猫をおみやげに買う。

内宮はとにかくぶっ飛んだ。あの感覚は何だったんだろう。
また今度行って確かめなくては。

その後、正装から普段着に着替え、外宮にいく。
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外宮はひっそりとしていて、内宮に比べて1/10ぐらいの人しかいない。
とても落ち着くところ。内宮の神がかった感覚に比べると、外宮は親しみやすくて、とても自由な雰囲気。
あまりに居心地がいいので、歩いたり座ったり、3時間ぐらいゆったりしていた。
そして、外宮神楽殿にてご祈祷をしてもらうことに。
この儀式がまたサイケデリックでぶっ飛んだ!
お正月に家族でいつもお祓いをやってもらうけれど、もっと本格的なもの。

儀式が始まったら、目を閉じているんだけど、風がすーーーと吹いてきて、あ、今、何かきた!と思って目を開けたら、まぶしすぎる赤い色がばぁ~っと飛び込んできた!
(巫女が入ってきた)

kitou.jpg miko.jpg
これはイメージ図↑これと同じ姿の巫女!

神主さんの唱える言葉が何かの歌を歌っているようでうっとり。
鐘や神具の配置も、巫女さんの動きもたまらなく美しい。
初めてのスピリチュアル体験だった。
儀式が終わったら、なんともいえない気持ちよさ。

外宮を出てフラフラと歩いていると、ちょっと怪しい気が充満している神社に出くわす。
ダークな匂いにつられて吸い寄せられるように進むと、これまた目にまぶしすぎる真っ赤な鳥居が!須原大社という神社であった。

torii-suhara.jpg

そして、さっきから異様なパワーを放っている正体を突き止めた。
ある1本の木から怨念みたいな気が!

こんな顔の木、初めて見た!

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ひぇー!なんという顔か!(震えながら撮影。。)
足がすくんで動けなくなってしまった・・・。何か訴えられているみたいな。

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ものすごい人面木!うめき声が聞こえてきそう~。

一気にダークメルヘンの世界へ迷い込んでしまった。

そして、森を抜けて天照大御神の弟神をまつる月夜見宮へ。

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月夜見宮のご神木。ものすごく巨大!

そして、生まれて初めて、オオムカデに遭遇!

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これまた巨大!30センチはある。
神の使いか?!?

コフィンジョーの映画に出てきそうな風貌(おもちゃっぽいけど、ちゃんと生きてる!)
ものすごい早さで移動する大ムカデを追いかけた。

旅はつづく。

神路通りで神を待つ 

つづき 
<-神路通り編->

月夜見宮と外宮の前には「神路通り」という一本の道があって、
この道がもうなんだかハッピーすぎて最高だった!

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神路パーキング!ひょろ字がなんだかかっこいいぞ。

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オージンロ!素敵なおうち。

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どこもかしこも軒先には、神の道!と書いてある。

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ここにも「神路通」!(読みは、かみじどおり)


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この道沿いの家のほとんどの玄関にかかっていた「笑門」福来たり!


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こんな家に住んでみたーい!(人んちの前で勝手にはしゃいですみません。)

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こんな家に住んでみたーい!その2。かっこいいお屋敷!盆栽がたまらん。

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昔々、この道は月夜見宮の神様が石垣の石を白馬に変えて、夜な夜な外宮に通ったという神聖な道なので真ん中を通ってはいけないそうだ。
そんな素敵な神話が書いてある看板が立っていて、読んだらワクワクしてしまった。
せっかくなので、夜が来るまでこの道でたたずむことに。


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神路はだんだんと日が暮れてきた。


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神路通りにある小学校のクールすぎる標語。

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小学校の壁。これまたクール!宇宙ステーションみたい。


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宇宙人ごっこ。


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ひっそりと静まりかえった神路通りは白い馬に乗った神が来そうでワクワクした。

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夜の月夜見宮はムードたっぷりで素敵だった。
またここに行きたい!


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三重県の津はちょっと西海岸みたい。

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夜の高速道路。ロストハイウェイを聞きながら帰路へ。


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『古事記』には、天照大御神が授けられたという三種の神器が出てくる。
三種の神器とは、鏡・剣・玉を指すんだそう。

その中の1つ、鏡。「神=カミ」の中に「我=ガ」を入れるもの、それが鏡の由来だそうだ。

神社には、鏡が祀られているけど、なんで鏡なのかがやっとわかった。
鏡のかは「神」のか、がは「我」のが、みは「見」のみ。
神が自分を見る。
つまり神はどこにもいない。自分の中に存在する。
それを実感するための鏡であるということ。・・・古代の人々は、それを確かめに神社に足を運んだんじゃないだろうか。


古代、倭姫がどこに太陽神・アマテラスオオミカミを祀ろうか背中にかついで日本中を旅していた。そして伊勢の国にきたとき「ここがいい」と神のお告げがあってビビっときて、伊勢の地に祀ることにしたんだって。
『日本書紀』によると、それが伊勢神宮のはじまりなんそう。

なんで天照大神が「伊勢の地」を選んだか、行ってみてその謎が解けた気がした。
強烈な太陽で地面を照りつける場所だからだ。
伊勢神宮の太陽の光、あれは本当にびっくりするほど凄かった。
とても言葉で説明できないけれど、あの太陽の光の強烈さには衝撃だった。

太陽と言えば、インドでは灼熱の太陽は苦しみをもたらす存在で、恐怖の対象なんだそうだ。
悪いことをすると太陽の国に生まれ変わるぞ!とおどしで言われるぐらい太陽の光が強烈で太陽を恐れている。
その太陽を一番尊い神として祀っている伊勢神宮。
本当に素晴らしいところだった。

伊勢まいり、おすすめ!

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